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レイ・ダリオがグローバルマクロ ロング-ショート投資を奨めるワケ

ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者レイ・ダリオ氏が「グローバルマクロ ロング-ショート投資家になることを奨めるワケ」と題するコラムを書いている。
万人向けの書籍「プリンシプルズ(リンクはAmazon)で有名なダリオ氏だが、今回は読者に自身と同じ職業を奨めている。


ほとんどの投資家がある市場、あるやり方で投資をしている理由は、自分がやりたい投資のタイプを選んだというより、たまたまそれに行きあたったということだろう。
特定のタイプへの強いバイアスなしに最良の投資家タイプを選ぶなら、私はグローバルマクロ投資家を奨めたい。

ダリオ氏は3つの理由を挙げているが、最も本質的と思われる1つ目の理由を紹介しよう。
投資の果実に最大の影響を及ぼすのが資産クラスの選択と配分であるとの考えだ。

行うべき最も重要な判断とは資産配分をどうするかであり、どれだけ株式、債券、コモディティ、不動産、金などを持つかだ。
これはマクロの判断だ。

ダリオ氏は、投資において重要なのが個別銘柄の選択でなく資産クラス配分にあると考えている。
こうした考えは同氏に限ったものではない。
最も有名なのはこの分野の《生きる伝説》ゲイリー・ブリンソン氏の言葉:
「投資判断は、資産クラス市場にまず何よりも集中すべきだ。
長い目で見ると、それが投資リターンの約90%を決めることになる。」
(ただし、この90%という数字の解釈は、かなり誇張されて理解されていることにも注意。)
同様の考えを持っていた投資家にはジャック・ボーグルやデビッド・スウェンセンなどが挙げられよう。

ダリオ氏はマクロ投資以外の手法の難点を説明する。

「他のすべての投資タイプは専門とする単一の資産クラスに集中する。
その資産クラスは良い時期・悪い時期の大きな循環的な波を受け、ロング(買い)オンリーの投資家はポートフォリオの価値の上下にさらされ、それを制御することができない。」

(次ページ: グローバルマクロの利点と厳しさ)

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