ケン・フィッシャー氏が、米市場のアノマリー「中間選挙の奇跡」は今回も実現する可能性が高いと話している。
「年初来がとても強かったため
『今『中間選挙の奇跡』が起こっており、後になるとないのではないか』
と恐れている人もいるだろう。…
その問いに対する私の答えはNoだ。」
フィッシャー氏が自社ビデオで、中間選挙の年の第4四半期から始まる3四半期のアノマリー「中間選挙の奇跡」について語っている。
このアノマリーは再現確率が高く、直前の株式市場が強い場合でもなくならないという。
同氏は、このアノマリーの背景にある投資家心理を解説する。
ここで起こるのは、中間選挙が終わると政治家による立法や極端な政策に対する恐怖が鎮静化するということ。…
それが中間選挙終了前から始まり、3四半期続く傾向がある。
米国株史上、最も一貫して良好な期間となる傾向にある。
フィッシャー氏によれば、投資家は共和・民主のいずれであろうが圧倒的な影響力を持つことを恐れているという。
「ワシントンの政治家が何かするのではないかとの恐怖心が相当存在する。
今回の選挙はほぼ確実に、現状の合理的な膠着状態よりも強い膠着状態を生み出すだろう。」
市場関係者としては、民主党が勝ちすぎて急進左派の政策が実施されるのは脅威だろう。
しかし、共和党が勝って、これまでハラハラさせられてきたTACOが今後も繰り返されるのも困りものだ。
幸か不幸か、今のところいずれのシナリオも予想されていない。
良くも悪くも米政治が動かなくなることが市場にとっては安寧をもたらす可能性は大きい。
ならば今回も、多少の程度やタイミングの違いはあっても「中間選挙の奇跡」が期待できるのかもしれない。
