ジェレミー・シーゲル教授は、イラン紛争に改善の兆しが見えてきたとし、見通しを強気側に戻している。
「逆に2つプラス面がある。
1つは防衛費が増大に向かうこと。・・・
2つ目は、2-3週間前から言ってきたことだが、いまだに貯蓄率が急速に拡大している点だ。」
シーゲル教授がウィズダムツリーのポッドキャストで、イラン紛争の市場への影響を解説した。
マイナス面は当然ながら原油高になるが、プラス面として防衛費拡大とマネーサプライの伸びを挙げている。
シーゲル教授は、この2点のプラス面に加え、紛争の状況が改善に向かう限り、市場は上昇するだろうと予想した。
「市場は上昇したがっている」とし、その上昇は正当化されないようなものではないとコメントしている。
「ニュースに対する市場の反応を見るとよい。
それを見れば、根源にある買いの力・強さの有無がわかり、現在の市場は根源に買いの力を有している。」
マネタリストの教授からすれば、マネーサプライの状況は目が離せない。
マネーが潤沢にあることから、シーゲル教授はインフレ上昇を予想し、短期的に米10年債が4%を切ることはないと見る。
マネーサプライの伸びが収まるまで、FRB利下げが難しくなったとの見方だ。
経済はと言えば、マネーサプライを鎮めるような景気の悪化は見られないという。
