ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が、プライベートクレジット、米金利、AI投資について、忌憚のない意見を語っている。
ガンドラック氏は、プライベートクレジットのホールセール(あるいはバルクセールと呼ぶべきか?)を買う可能性、その価格水準を尋ねられた時のことをOx Talksで紹介している。
同氏はこう答えたという。
「私は15秒考えてこう答えた。
『35だ。35でなければ買わない。』
こうした水準こそ、必要に応じて投資した投資家たちが降参した時の水準なんだ。」
このビデオは長い長いインタビューの前編であり、この前編の過半をガンドラック氏はプライベートクレジット業界への批判と警告に費やしている。
同分野について経験したことを語っており、それを聞くと、同氏がこれまでこの分野を強く嫌悪・忌避してきた理由が理解できる。
サブプライム危機と似て、金融業界の一部に危うい風潮が広まっていたことが垣間見える。
ガンドラック氏とダブルラインは、フィクストインカム業界での地位とは裏腹に、プライベートクレジット分野には手を付けていない。
そのガンドラック氏があえてプライベートクレジットのバルクを買うならば、元本(または簿価)の35%の金額しか払わないということだ。
もちろん同氏はかなりの安全域を見ているのだろうが、同分野の闇の深さを感じさせる。
ガンドラック氏は同分野について2年半ほど前からサブプライム/リーマン危機の二の舞になりうると警告してきた。
ガンドラック氏が「必要に応じて投資した投資家たち」と呼んだのは、例えば、大学の寄付金ファンド。
実現しなければいけないリターン率があり、そのリターン率が高いために高リスクの金融商品を選択してしまう。
その商品の中身、リターンがリスクに見合っているかには目をつむってしまう。
同氏によれば、そういう運用者の中には投資対象の実態を知りたがらない人さえいるのだという。
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