ジェレミー・シーゲル教授は、米国株市場やAI分野に強気のスタンスを継続しつつも、ヘッジとして債券やバリュー株を検討すべきと話している。
「過去数週間市場の方向性の変化はほとんどない。
市場の方向性は上向きで、妨げるものは何もない。」
シーゲル教授がCNBCで、米市場について強気の見通しを語った。
OpenAIの年換算売上高がこれまでの報道より大幅に少なかったとのニュースについて、教授は「グロース株では悪いニュースはすぐに織り込まれる」とし、今後も悪材料が出てきても「AIの列車は止まらない」と楽観した。
ただし、素晴らしい見通しには大きなリスクもともなうとし、分散投資の重要性を強調した。
トレンドが継続するうちはヘッジには痛みがつきものだとしても、反対側にも投資しバランスを取るべきという。
「私は債券に注目し始めている。
この金利、特にこの実質金利は25年間なかった水準であり、ヘッジにもなるかもしれない。
もちろん、出遅れたいわゆるバリュー株もだ。」
金利が低すぎると金利低下余地がなくなり、株式下落時でも債券価格が上がりにくくなる。
現在は短期・長期ともに金利はかなり正常な水準まで戻しており、ヘッジとしての効果を取り戻しているかもしれないとの考えだ。
トランプ大統領がプーチン大統領との間で、ロシアによるディーゼル供給、一部対ロ制裁の緩和で合意した件について、シーゲル教授は「悪魔と取引した」と批判した。
ディーゼル価格への効果は「短期的な絆創膏」にすぎないと解説した。
