ショートセラーとして有名なジム・チャノス氏が、AI分野での投資はセグメントごとにロングとショートの両面を検討すべきと説いている。
「市場はロング(買い)とショート(売り)の両方のチャンスがあり、AIについてもそうだろう。・・・
聴衆の皆さんに言いたいのは、平凡な企業に魔法がかったバリュエーションを付けないように、ということ。
莫大な資本がこの分野に流入しており、これがリターンを押し下げる傾向がある。」
チャノス氏がThe Monetary Matters Networkで、AI分野での投資機会について語った。
エンロンのショートなど、問題のある企業の株式をショートすることが多かったチャノス氏だが、AI関連株についてはショート一辺倒ではない。
AI分野をいくつかのセグメントに分け、それぞれに適切なスタンスを選択するよう促している。
同氏は従前、AIのために「ツルハシやシャベル」を提供する企業をロングし、これらの企業から部材・サービスを買う側をショートすべきと説いてきた。
- ロング: チップ、データセンター機器、建設(AIインフラブームで確実に恩恵を受ける)
- ショート: ハイパースケーラー等(これらのデータセンター事業はハイテク事業ではなく機器リース事業)
チャノス氏は、こうしたロング/ショートが実を結ぶまでの期間を次のように予想した。
サイクルの現局面では資本はすべての部分に流入する。
平凡な事業モデルの企業への流れは、それが平凡であることが明らかになるにつれ止まるだろう。
おそらく今後18-24か月のうちにわかるのではないか。
