バブルの研究家、バリュー投資家として有名なジェレミー・グランサム氏が、金融メディアで長年の研究結果を紹介している。
グランサム氏はバブルを「トレンドからの2シグマ(以上)の逸脱」と定義している。
この定義を用いた実証研究の結果を同氏はCNBCで紹介した:
- ランダムな分布ならバブルは44年に一度しか発生しないはずが、実際には36年に一度発生
- 26回中26回すべてで以前のトレンドまで回帰
- 2シグマを超えてからさらに逸脱することがある(日本のバブルは3シグマまで逸脱)
- バブル崩壊後に株価が回復するには長い時間がかかる(1929年では1954年、1972年では1981-82年)
単なる弱気相場なら株価回復には数年程度しかかからない。
しかし、バブル崩壊となるとそれほど楽観できないようだ。
グランサム氏は次のバブル崩壊がいつになるか予見するのは難しいとしながらも、2年以内に起こる可能性が高いとしており、そうなれば50%下落より70%下落になる可能性の方が大きいと話した。
グランサム氏は、2000年ITバブルと今回のAIブームでの興味深い相違点を1つ挙げた:
「2000年を振り返ると、敷設された光ケーブルが当時のみんなを破滅に追い込んだ。
でもそれは最終的にはすべて活用された。
光ケーブルは長持ちする。
問題は、今日の(AI用)チップは2年後にはだぶついてしまうかもしれないということだ。」
