GMO共同創業者ジェレミー・グランサム氏があるインタビューで語った中から2点を紹介しよう。
あなたは冷血で頑固な分析に基づいて(投資を)行うべきだ。
ウォーレン・バフェットは私と同じで、完全に興奮を排していた。
『興奮』を別の言葉で言うと、あなたが自分の基準を見失い始めていること、となる。
これはまさに分別ある長期分析の対極にあるものだ。
グランサム氏がThink Advisorで、投資プロセスから興奮を排すべきと語った。
同氏は、興奮だけでなく感情を排すべきと考えているようだ。
「数字をみて、数字を分析しろ。
興奮の余地はない。
それはとてもよくない考えだ。
過度な悲観も同様に余地はない。
ただただデータを分析するんだ。」
また、グランサム氏は、ウォール街の道徳の劣化について例を求められると、歯に衣着せずある投資銀行を名指しした。
「1960-70年代、ゴールドマンサックスの黄金時代、彼らは決して顧客の不利益になる取引をしなかった。
ところが、彼らは顧客の取引データを用い、顧客に不利益になる取引をし、顧客の心を砕き、可能な限り儲けようとするカルチャーへと変質した。」
キャリア60年超の大ベテランがこう言っている。
怖い、怖い。
私たちが取引している証券会社は信頼してよいのだろうか。
