オークツリー・キャピタルのハワード・マークス氏のCNBC出演から、3つだけ印象的な発言を紹介する。
この出演はマークス氏の最新のMemoに関して行われた。
「まず、現在の金利は高くない。
過去50年間で見れば最低の部類であり、以前と比べても少し高いだけだ。」
マークス氏は、超低金利政策の時代が異常だったとの考えだ。
政府の資金需要や強い経済を考えれば、現状を異常とすべきではないという。
私たちは自然利子率と呼ぶものを議論するが、金利は借り手と貸し手の間の交渉で決まる。
金利を決めるのに資本の供給者と使用者よりも適任者がいるだろうか?
これはマークス氏の長年の持論。
価格決定はなるべく市場に委ねるべきであり、当局による介入は必要な場合に限定的に行うべきとの信念だ。
「高所得に対する税率は歴史的に見れば低い。
私が子供の時は90%だった。」
この発言に対してはスタジオが強く反応した。
マークス氏は保守的な考えで、なるべく効率的で小さな政府を望むと思われてきたからだ。
同氏の本心は、債務対GDP比率の拡大が止まるまでは少々の増税もやむなしということだったようだ。
