かつて債券王と呼ばれたビル・グロス氏が、債券を買うな、株式に注意しろ、と警告している。
「保全と保護が今の私の投資のモットーだ。」
グロス氏がInvestment Outlookで、投資に対する慎重な姿勢を隠さなかった。
「…個人・企業・政府のバランスシートに不均衡が生じており、経済成長がその帰結に苦しむことになるかもしれない。」
長い目で見てバランスすべき経済成長と信用拡大の間に不均衡が生じ、債務拡大が経済成長を追い越した結果、今後均衡に回帰すれば経済成長や投資に悪影響が及ぶとのオーソドックスな説明だ。
グロス氏は民間・政府で起こることを予想する。
- 来年のAI関連投資は「債務のみによる資金調達で賄われる」
- 債務を利用した財政政策がピークアウトし、経済成長・インフレに悪影響
資産ごとのコメントは以下の通り:
- 債券: 1年もの国債(利回り4.55%)を除き保有しない。
- 株式: 「要注意」。長期的に金利上昇で利益率に圧力。
- ハイパースケーラー: PER 20倍以下(Alphabet)まで。
- Verizon、AT&T: 高配当だがSpaceXとの競合の脅威。
- インカムファンド: NAVが低く高利回りだが短期金利上昇の影響を受ける。
