注目を集める26日のNVIDIAの業績開示を前に、チャールズ・シュワブのリズ・アン・ソンダース氏が好調な米企業業績についての心配事を語った。
いまだに強い集中が見られるのが企業の利益水準だ。
2026年の利益予想の対前年比を見ると…NVIDIAが1位で、S&P 500全体の2025年と比べた2026年利益成長予想の18%を占めている。
Micronが14%を占め、合計で32%になっている。
たった2銘柄で利益成長予想の1/3を占めている。
ソンダース氏がCNBCで、米市場における一部銘柄への集中が形を変えて続いていると指摘した。
以前は株価インデックスに影響を与える時価総額で見た集中が心配されていたが、最近の大手テックのアンダーパフォーマンスで集中度は低下しつつある。
しかし、企業利益を見ると、一部銘柄への集中は今も続いている。
言うまでもなく、企業利益は株価を牽引する主因の1つだ。
ソンダース氏は、ベース効果が効いていない中で高い利益成長が実現している点を逆に心配する。
すぐに起こるとは限らないとしつつ、潮目の変化がやってくるとの心配だ。
「いつかは転換点が価格に織り込まれることになる。
将来を外挿することが少なくなるだろう。
S&P 500の利益成長が20%を超えている中で株式市場が壊滅的でないまでも1桁の下の方や中くらいのリターンとなることがある一因は、株式が転換点を織り込もうとする、改善から悪化に転じるタイミングを知ろうとする株式の機能にある。」
株式市場が景気変動を先回りしようとするのは周知の事実。
将来の企業業績や景気の悪化を見越して、先に株価が下げ始めるのはむしろ通常のことと考えるべきだろう。
