ジェレミー・シーゲル教授が雇用統計の結果を受けて、9月FOMCでの利上げの確率が大きく低下したとの見通しを述べた。
「賃金はさほど伸びず、生産性はおそらく報告よりよいという、雇用統計の側面を考慮すると、重要な点として、物価を押し上げるイラン紛争が再燃しない限り、ウォーシュ議長が9月に利上げするのはかなり難しいだろう。」
シーゲル教授がウィズダムツリーのポッドキャストで、15分前に発表されたばかりの雇用統計についてコメントした。
7日発表の7月の米雇用統計は
- 非農業部門雇用者数前月比: 23千人減少(予想80千人増加)
- 失業率: 4.1%(前月比-0.1%ポイント)
- 平均時給前年比: +3.2%(前月は3.4%)
失業率こそ改善したものの、雇用者数が予想外の減少となり、賃金の伸びも鈍化した。
賃金上昇によるインフレ圧力が弱まり、雇用自体は良い数字とは言えないため、利上げには動きにくくなったとの解釈だ。
シーゲル教授は、最近警戒していたマネーサプライの伸びについて、注視を続けると話しながらも、加速しているようには見えないと述べている。
