ふくおかFGの佐々木融氏はReutersへの寄稿で、日本が通貨危機へまた半歩近づいたと書いている。
佐々木氏の主張は原文を当たるとよい。
短くまとめられており、解説さえ要らない明解な内容だ。
ここでは、佐々木氏の危機感を暗示する、「通貨危機」までに残された歩数について紹介する。
日本は通貨危機の2歩くらい手前にいるのではないかと考えていたが、今回の介入で半歩近づいてしまったような気がする。
実際に財政支出が更に拡大し、日銀が国債買い入れでそれをサポートするようなことを行ったら、日本は通貨危機にもう半歩近づくことになるだろう。
これを読む限り、現時点で通貨危機まではあと1歩半。
仮に補正予算、長期債買い支えとなれば、あと1歩まで近づくことになる。
仮にそうなるなら、おそらくその過程でドル円は(通貨危機と言うほどではないまでも)160円から一段居場所を移すことになろう。
仮にその方向を予想するにせよ、通貨危機まではまだ1歩半残っている。
時間はまだあるし(奇をてらうことなく)やれることも少なくないだろう。
そしてもう1つ忘れてはいけないのは、こうした予想は常に外れうるということ。
今の立ち位置にだらだら居続ける可能性、逆行するサプライズが起こる可能性にも適度にベットしておくべきだろう。
