投資

スタンリー・ドラッケンミラーが失敗から学んだ教訓
2026年3月1日

スタンリー・ドラッケンミラー氏が、自身の現在のポジション、無数の失敗から学んだ教訓について語った。


「これからヘッジファンドのポートフォリオを組み上げるとしたら、1つ確信しているのは、これから大きな破壊、大きな変化が待っていることだ。
今後3-4年のチャンスに大いに興奮している。」

ドラッケンミラー氏がモルガン・スタンレーのインタビューで、今後市場で予想される大きな変化について語った。
米経済はすでに強く、そこに財政・金融政策の後押しがあり、資産価格が高位にある中で、市場に大きな変化が起ころうとしているという。
同氏は、各資産クラスへのスタンスについてコメントしている。

  • 株式: 昨秋までAI銘柄中心だったが、今後は「より多様な株式バスケットをロングするだろう」。日本株・韓国株に大きなポジション。
  • 米ドル: 購買力で見て歴史的高水準にあるため弱気。莫大なドルを保有する外国人が米資産を買わなくなれば、貿易収支・ポジションから見てドルは下がる。
  • : 今後8年ほど供給が少なく、コンセンサス通りの買い。期近をロールオーバー。銅鉱山株は多くない。
  • : 貨幣価値によるというより地政学的観点から少し保有。
  • 債券: リスク資産を保有する反対側としてショート。ショートで儲けようというわけではない。

ドラッケンミラー氏は、今後ディスインフレ的経済成長が進むとの見通しを持っている。
その予想の当否と債券ショートのポジションについて、スマートな狙いを披露している。

「仮に私が正しく、ディスインフレ的成長となるなら大きく儲かるだろう。
(債券ショートは)おそらくトントンで損はせず、先述の他の資産を保有し続けることができる。
仮に私が間違っているなら、強い成長がインフレを生み出す。
好景気の中でFRBが利下げすれば、コモディティで見られるように、インフレが上昇し始めるのは普通のことだ。
だから、私はその可能性もあると考えている。」

つまり、
ディスインフレなら、リスク資産で稼げる
インフレ上昇なら債券ショートでも稼げる
というわけだ。

(次ページ: 無数の失敗から学んだ教訓)


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