ジェレミー・シーゲル教授は、最近の米金利上昇の主因がAI関連投資だったと主張し、引き続きバリュー株と米国債を活用した分散投資を検討するよう促している。
「金利が急騰し、AI構築銘柄の下落が加速した時に起こったのは…すべての解説・シナリオが反転し、AI構築が行われないのではと考えられ、金利はCPI発表前まで急落した。…
これが意味するのは、長期金利上昇の主因が原油でもFRBの政策でもなかったということだ。
主因は、AIインフラ構築の持続性にあった。」
シーゲル教授がウィズダムツリーのポッドキャストで、最近の長期金利上昇の主因がAI構築によるものだったと述べた。
AI構築の可否が米長期金利を動かし、さらに米国株市場でのローテーションを引き起こしたという。
シーゲル教授は最近分散投資の重要性を強調し始めたが、今回もその推奨を続けている。
「AI構築に妨げがあれば、これら(AI)銘柄は大きく下落するが、金利が下がるので、バリュー株や米国債が反対側のウェイトになる。
これら(AI)銘柄はとても優れているだけに、市場全体が下がらないとは言えないし、おそらく下がるだろう。」
あくまで仮定の話ではあるが《永遠のブル》が「大きく下落する」シナリオも想定している点には留意した方が良いかもしれない。
「AIが何らかの形で失望を誘えば…NASDAQは20-30%下落するだろう。…
それが金利を押し下げ、バリュー株を下支え、もしかしたら安定的に上昇させるかもしれない。
そのため、S&P 500全体では5-10%の下げにとどまるだろう。」
なお、FRB利上げについてシーゲル教授は、10月は見送り、12月は今後のデータ次第とするものの50bpを予想している。
