海外経済 投資

ジェフリー・ガンドラック:景気後退入りしても長期金利は下がらない

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が15日に行われた対談で、次の景気鈍化・後退に向けた債券・株式への見通しを語っている。


莫大な米債務のため、仮に2027年に米経済が鈍化・景気後退入りしても・・・長期金利は低下しえないと私は考えている。

ガンドラック氏がある対談で、次の景気鈍化・後退期における米長期金利について予想した。
景気後退となれば、さらに財政刺激策が講じられ、米財政赤字はGDPの10%程度まで拡大すると予想。
そうなれば財政悪化を嫌気した投資家がストライキを起こし、買い手を失った長期債が下落(利回り上昇)するだろうという。
同氏は「日本でさえ長期金利が上昇した」と述べ、次に米経済が弱くなった時には米長期金利が6.0-6.5%程度へ上昇するとの予想を口にした。
景気後退期に長期金利が上昇するなら、企業は資金調達コスト上昇の逆風を受けることになる。
ガンドラック氏は、経済がストレスを受けるとして、次の景気後退期にはドル安が進むと予想している。

ガンドラック氏の予想はそこで終わらない。
長期金利上昇に対応して、次のような対応策が講じられるという:
 a) イールドカーブ・コントロール
 b) 米国債のリストラ(特に外国人保有分やクーポン削減
いずれも非常時の政策であり、投資家が割を食う政策だ。

ガンドラック氏は米国株市場について、上昇銘柄が集中している点を危険視している。
すでに為替換算後で米国株が振るわない状況に入っているとして、

  • 米国株ならS&P 500単純平均指数
  • 新興国市場株式

を推奨している。

ガンドラック氏は従前どおり慎重なスタンスを継続している。

市場で最も危険なのは、ファンダメンタルズが悪化しても株式にはモメンタムがが続いている時だ。
今はまさにその時なんだ。

-海外経済, 投資
-, , , ,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 本サイトでは、オンライン書店などのアフィリエイト・リンクを含むページがあります。 その他利用規約をご覧ください。