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【短信】ジェフリー・ガンドラック:2030年までに米国はイールドカーブ・コントロールへ

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏のFOMC直後のCNBCによるインタビュー続報: 米国におけるイールドカーブ・コントロールの可能性。


今回のFRB利上げサイクルにおいて、この利上げがピークになる確率は事実上ゼロだろう。

ガンドラック氏がCNBCで、FRB利上げは今後も続くとの予想を述べた。
同氏は、米インフレ高止まりを予想しており、今回のFOMCでは25bpでなく50bpの利上げを行うべきだったと主張している。
原油を始めとするコモディティ価格の上昇が「危機的になりつつある」とし、経済データに変化がなければ10月も利上げすべきと話した。

ガンドラック氏は引き続きイールドカーブの長期側には慎重だ。

「多くの人が、30年債利回りが5と1/3%、10年債が5%なら買うべきかと考えている。
買うべきとの結論になるには、ケビン・ウォーシュが持続的に2%までインフレ率を引き下げられると信じる場合だけだ。
私は、少なくともインフレ率に300bpの上乗せがなければほしくない。」

ガンドラック氏は、インフレが高止まりすると予想していること、FRBの情報発信が乏しいことを理由に、債券投資家が長期債に「追加のリターンを要求」していると話す。
同氏自身が求める実質利回りは3.0%だ。
30年債利回りが6.5%なら積極的な買いを検討するというが、現状の5.3%前後からはほど遠い。
買い手が十分に現れないなら金利はさらに上昇することになり、ガンドラック氏はそうなると予想する。
同氏はスコット・ベッセント米財務長官が宣言したバイバック・オペの規模を鼻で笑った。

「ベッセントは最低40億ドルの(長期国債)買い戻しを宣言し、実際には60億ドルになった。
どうなろうと、そんなの財政赤字の1日分に過ぎない。」

ガンドラック氏は、ベッセント長官の「私が胴元だ」というブラフについても、市場は「胴元」に逆らうように行動したと冷笑した。
同氏によれば、本当に長期金利を抑制したければ「本格的なイールドカーブ・コントロール」が必要だという。
そして「2030年までのどこかで」それが実施されると予想している。

私は実質リターン300bpを要求するが、そうはならないだろう。
財務省は300bpを経済的に許容できないから、どこかで大きくやらざるをえない。
大きくやる時には、長期債が大きく上昇する。
私は、どの水準でそうなるか等、毎日思いを巡らせている。

この50年で言えば、日本はイールドカーブ・コントロールの先輩だ。
仮に本当に米国が本格的なイールドカーブ・コントロールを敷くなら、日本で起きた副作用、例えば通貨安が米国でも起きると疑ってみるべきだろう。

ガンドラック氏はかなり前から構造的な米ドル安を予想している。

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