ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が、16日のFOMCでの25bp利上げを受け、自分なら50bp利上げしていたと反対意見を述べている。
「FRB議長は雇用が順調だと強調し、インフレ統計は十分な速さで低下していないと再度述べた。
私がFOMCメンバーだったなら、反対票を投じただろう。」
ガンドラック氏が、恒例となっているFOMC直後のCNBC出演で、FOMCの決定に異を唱えた。
16日のFOMCでは、全会一致で25bpの利上げが決定された。
ガンドラック氏の反対意見は利上げに対するものでなく、上げ幅に対するものだ。
「私なら反対票を投じ、50bpの利上げに賛成しただろう。
『一撃で終了』と話し、FF金利でもう少し市場に働きかけただろう。」
ガンドラック氏は従前から、FF金利が2年債利回りに追随すると話してきた。
同氏は、すでにFOMC前の時点で2年債利回りがFF金利より100bp超も上回っており、さらに利上げ発表後も上昇した点を指摘した。
まだFRBが後手に回っていると市場が見ていることを示唆したものだろう。
ガンドラック氏が危機感を抱くのはインフレの高止まりだ。
同氏は、前日にコストコがエンジンオイルの価格を倍にしたというニュースを聞き、好調な経済成長について仮説を持ったのだという。
価格が急騰することで、人々は買いだめに走るのではないか。
ガンドラック氏は、こうした現象が1970年代終わりから1980年代にも見られたと回顧した。
最近の数週間GDPナウを押し上げたのは在庫だ。
幅広い店舗、幅広い小売業で、みんな『価格が上昇するだろう』と考えているのではないか。
