AI投資に危うさがあるとして、投資家はどう向き合えばよいのだろう。
アスワス・ダモダラン教授は2つの選択肢を提示している。
AI銘柄への投資を避けるべきか?
1つ目はAI分野には投資をしないと心に決めることだ。
この場合、株価調整時の損失は小さくなるかもしれないが、大きな利益を取り逃す可能性もある。
教授は、過去の危機を見事にかわした投資家の後日談を語っている。
「2008年に迫る危機を避けるため市場から退出できた人を取り上げれば、それは良いニュースになる。
彼らに注目し、映画を作り、スターにする。
彼らが退出した後のことを追ってみると…過去10年のほとんどを市場から退出してしていた。
特に全財産の場合そうだが、市場から資金を引き揚げてしまうと、重大なことゆえに、資金を市場に戻すと決めるのがとても難しくなる。
慎重になりすぎてしまう。
嵐をやり過ごして得た利益は、あまりにも長く市場から退避していたために相殺されてしまう。」
ダモダラン教授は、AI関連銘柄を避けそれ以外に投資するという選択肢に対し消極的だ。
投資期間6-9年なら「波に乗れ」
ダモダラン教授は、定石通り長期投資を勧めている。
投資ホライズンは50年と長いものである必要はなく、6-9年でもいいという。
長期的な答えは、波に乗れということ。
調整が起これば損をするが、投資期間が十分に長ければ大丈夫だ。…
2年後に引退するなら、安全のために株式はやめておき、5.5%の債券に置いて、ガツガツするな。
もしもあなたが35歳なら、たとえこれがAIバブルと信じていても、投資の軌道を大きく変える必要はないだろう。
ダモダラン教授のMag7へのポジション
ダモダラン教授が《バリュエーション学長》と呼ばれるようになった一因には、ファンダメンタリストが時として敬遠するグロース銘柄についても果敢に価値評価を試み、かつ自ら投資をしてきたことが挙げられる。
実際、2023年には教授はマグニフィセント7の全銘柄を保有していたとし、現在も5銘柄を保有しているという。
- テスラ: 政治的要因が入るようになり売却。3倍超のリターン
- NVIDIA: 割高となり売却。50倍超のリターン
- 保有5銘柄: フェアバリューか、少しだけ割高
「買う時に安全域があるように、売る時にも安全域がある」
税金も考え、25-30%割高になるまで売らない
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