PIMCOのダニエル・アイバシン氏が現状のインカム・ファンドの戦略について質問に答えている。
その中からデュレーションと地域別の選好について書かれた部分の抜粋。
デュレーション:
金利の観点からは、総合的な債券ベンチマークに比べてデュレーションを若干低く維持していますが、魅力的な利回りと柔軟性のより良いバランスをもたらすとの見方から、イールドカーブの中期部分(5年~10年)に集中しています。
カーブの超長期部分については、引き続きあまり前向きではありません。
中期(5-10年)を選好しているらしいが、理由は明示されていない。
短期金利は絶対水準が低くなってきており、超長期は今後のインフレ懸念等による金利上昇を嫌気しているのだろうか?
「イールドカーブのスティープ化は、昨年、PIMCOの確信度が最も高いテーマの一つでした。
バリュエーションが変化するにつれ、より長期の満期が魅力的に見え始めています。
それらは2026年後半により大きな役割を果たすと予想しており、投資機会は変化し続けるとみています。」
この部分から「2026年後半」に短期金利が低下し中期にも波及するとの見方が想像できよう。
特に米国のように、当面利下げサイクル継続が予想される国については、無理のない解釈のように思える。
地域:
国・地域では、英国、オーストラリア、さらにはコロンビア、南アフリカ、ブラジル、メキシコといった厳選したエマージング市場のエクスポージャーを拡大しました。
これらの配分は傾向としては保守的ですが、利回りと分散効果の両方を高めることを意図しています。
すでにオーストラリアや南アフリカは日本人にとっても馴染みの投資先だろう。
(債券だけでなく、外貨MMFも用意されている。)
それ以外となると、個々人で取り組むにはややハードルが高そうだ。
