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【短信】ジェフリー・ガンドラック:新FRBは長期債と米ドルにプラス

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏の17日CNBC出演の全編が同社から公表されている。
(CNBCによるビデオに基づく前記事はコチラ。)


私はこれまで2年債・5年債と比べて長期債に消極的だったが、新たなシェリフが街にやってきて、今では長期債を保有する理由が大きくなったと考えている。

ガンドラック氏がCNBCで、長期債へのスタンスが以前より前向きになったと話した。
同氏は従前、米財政悪化や利下げ観測にともなうインフレ懸念などを材料に、米イールドカーブの長期側には後ろ向きなスタンスを続けてきた。
ケビン・ウォーシュ新FRB議長が明確にインフレへの対処を約束したことから、これまでの懸念材料が少し和らいだものと見られる。
ガンドラック氏は、利上げが行われ、インフレ率の低下が起こると見て、長期債価格が下支えされる(≒利回り上昇が抑制される)との見通しを示した。

ガンドラック氏は、市場がイールドカーブの変化について誤解していると指摘する。

「奇妙だったのは、みんなが『利下げすれば住宅のアフォーダビリティが改善するだろう』と話していた点だ。
それは大間違い。
FRBが利下げしていたら、長期債・10年債利回りは下落でなく上昇したのではないか。
それは、2024年9月以降の利下げサイクルで見られてきたことだ。」

実効FF金利(青)、米10年債利回り(緑)、米30年固定住宅ローン金利(赤)
実効FF金利(青)、米10年債利回り(緑)、米30年固定住宅ローン金利(赤)

今回の利下げサイクルを見る限り、利下げは長期金利を低下させなかった。
FF金利(青)は2024年9月から利下げが開始されたが、当時と今では10年債利回り(緑)は明らかに上昇し、30年固定金利住宅ローン金利も50bp近く上昇している。
利下げがインフレ高止まりを意識させ、長期金利上昇を誘ったとするのが素直な解釈だろう。

ガンドラック氏は、過去数年継続してきたドル安予想についても少々変化させている。

ドル・インデックス(DXY)はユーロの影響を強く受けるが、そのドルは過去18か月信じられないほど安定していた。
操作されているのではと思わせるほどほとんど変動幅がなかったが、新体制はドルに対し限界的にプラスとなるだろう。

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