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マイク・ウィルソン-モルガン・スタンレー モルガンスタンレー:調整ならこのセクターの株を買え

モルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏は、すでに市場が十分にリスクを織り込んだとして、米国株市場に強気のスタンスを強めている。


ここからの最大のリスクとは、強気すぎることではなく、市場が仕事を終えたのに慎重になりすぎることではないか?

ウィルソン氏が自社ポッドキャストで、米市場がすでに「仕事を終えた」と宣言した。
ここでの「仕事」とは、リスクを事前に織り込んで調整を済ませること。
ウィルソン氏は、Russell 3000の約半数が20%超のドローダウンとなったこと、S&P 500の予想EPSが上昇する中で予想PERがピークから18%低下した点を指摘。
米市場のリスク織り込みは済んだとの認識だ。

ウィルソン氏は先月の時点で「調整終了が近い」と予想していた。

ウィルソン氏は昨年初めまで、米経済が「ローリング景気後退」(経済の部分ごとに入れ替わり景気が後退するのを呼んだもの)にあったと話していた。
それが昨年4月の「解放の日」の後に底打ちし、今では「ローリング回復」の途上にあると主張している。
同氏は最近、S&P 500目標について年末8,000(従前の7,800から上方修正)、今後1年で8,300と公表しているが、それもEPS上昇、PER低下を前提としているという。
過去の石油ショックとは異なり、足下の企業利益が好調である点を強調している。

株式市場に対し強気の見方を示す一方で、ウィルソン氏は従前から指摘してきたリスク要因も忘れてはいない。
同氏は、米長期金利が4.5%を超えると市場に悪影響が及び始めると言ってきたが、今まさに4.5%を超えてきている。
短期的には株式は脆弱とする一方、調整では買いを奨めている。

「調整が続くなら、投資家はチャンスと捉え、ローリング回復で恩恵を受ける市場の部分へのエクスポージャーを増やすべきだ:
特に、工業、金融、一般消費財だ。」

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