IMFチーフエコノミスト、インド中銀総裁を歴任したラグラム・ラジャン シカゴ大学教授が、イラン紛争が世界経済に及ぼす影響についてコメントしている。
「これはウェイクアップコールだ。
新たな世界、私に言わせれば秩序なき世界、巨大なリスクをともなう世界において、自国を見直さざるをえない。」
ラジャン教授が印India Todayでイラン紛争についてコメントした。
教授は、この紛争が一過性の事象でなく、世界で進みつつある大きな変容の1コマであると考えているようだ。
紛争がどれだけ長引けば「世界石油ショック」になるか尋ねられると、教授は「すでにショックだ」と返している。
もしもこれがあと1か月続くなら、世界経済は深刻な問題に直面するだろう。
各国は新たな順応の道を模索せざるをえなくなる。
ラジャン教授は、世界の15-20%のエネルギー供給が封鎖される状態が続けば、原油価格が150-200ドルまで上昇する可能性があると話した。
経済が新たな状態へと順応していく過程では、通常新たな事業機会・投資機会が訪れるものだ。
ただし、1970年代を振り返ればわかるとおり、石油ショックとは全体で見て過酷な影響を及ぼしうるものだ。
これが示すのは、新たな機会の裏で多くの逆風が吹くということだろう。
