ジェレミー・シーゲル教授が、米経済・米市場について引き続き強気の見方を示した。
時期は明示しないものの、S&P 500が7,000に達すると予想した。
「米経済が悪化しているとする指標は全く見られない。」
シーゲル教授がウィズダムツリーのポッドキャストで、民間の経済データを根拠に堅調な米経済に太鼓判を押した。
シーゲル教授は10月と12月のFOMCでの利下げ、来年の早いうちにもう1回の利下げを予想した。
シーゲル教授は好調な企業利益を指しつつ、引き続き米国株市場に対し強気な見通しを述べた。
先週までは金やビットコインなどヘッジ手段への言及もあったが、調整局面があったこともあってか、今回は全く言及がなかった。
AIはまだ強く、取引も好調だ。
S&P 500は7,000に達するだろう。
一方で、VIX(恐怖指数)が高いことが、市場に健全な警戒心が存在することを示していると示唆。
「短期的な天井を生むような過剰な強気は存在しない」と解説した。
シーゲル教授は、AI関連については引き続き高い期待に応えることが必要とされていると述べた。
一方、テック以外では、まだ確信には至らないものの、バリューのアンダーパフォームが峠を越える兆しも見えてきたとしている。
