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今プライベートクレジット問題が噴いているワケ:ジェフリー・ガンドラック

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が、あいかわらずプライベートクレジットについて辛口のコメントを述べている。


「『すべて順調だ』と言っている人が『これは素晴らしいディストレストのチャンスだ』と言っている。
両立しえない。」

ガンドラック氏が9日ツイートで、プライベートクレジット業界を揶揄した。
この資産クラスに心配はない、という一方で、その資産クラスがディストレストであると認めることの矛盾を指摘したもの。
プライベートクレジットが評価額を大幅に切り下げたからといって安易に飛びつくべきでないと言いたいのだろう。

ガンドラック氏は、投資家からの懸念が高まっているプライベートクレジット債権について、内容をツイートしている。

「多くの中小企業への貸出が5-7年の期間で貸し出されている。
2020年3月から2021年9月の間に発生した債務の大部分が最近返済期限を迎えている。」

ガンドラック氏は、パンデミック後も続いた金融緩和に問題の原因を見ているようだ。

貸出が行われた時期の米国債金利はゼロ近傍だった。
今でははるかに高くなっている。
当時のばかげた低金利の帰結が、中小企業の債務借り換え需要にともない今帰ってきているのだ。

市場の失敗の有無とは関係なく、とにかく助けるというのが最近の各国政策のノルムになっているようだが、単なる延命策で問題が解決するわけではないようだ。
ツケはいつか回って来るのだろう。

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