モルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏は、米市場の調整が4月初めまで続くと予想し、その後の買い場に備えるよう促している。
「ほとんどの人は現在の株式市場の調整が2月に始まったと信じているが、私には、それが昨秋に流動性が逼迫し始めた頃に始まったのは明らかだ。・・・
典型的には、調整は、優良株や最高クォリティのインデックスが打撃を受けるまで終わらない。
それには通常『解放の日』や戦争のような大きなショックが必要だ。」
ウィルソン氏が自社ポッドキャストで9日、足下の株価調整についてコメントした。
今回の調整局面が実は昨秋から始まっていたとの見方で、イランとの戦争で終わりが見えてきたと言いたいのだろう。
同氏は、皆の関心事をズバリ解説する。
現在の株式投資家にとっての問題は、
今後6か月の世界がどうなっているか、
よりよい未来を仮定できるほど株価が安くなっているか、
であろう。
短い答は、
まだだ、
でも、買い物リストは用意しておこう、
である。
ウィルソン氏は、昨年との比較やテクニカル指標からS&P 500が4月初めまでに6,300に向かうと予想する。
良好なファンダメンタルズ材料により回復に向かうのはその後になるとの見通しだ。
「結論として、原油高・米ドル高は紛争が鎮静化するまで継続する可能性が高い。
株式市場の最も脆弱な部分への打撃はすでに大方終わったようだが、インデックスには5-7%下落の脆弱性が続き、注目銘柄は来月底値を打つまで2桁下落もありうる。
市場の底値が天井より速やかにやって来るのを忘れず、年内に予想される強気相場再開でリスクを追加する準備をしておけ。」
