ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏がケビン・ウォーシュ新議長の下で開催されたFOMCについてコメントした。
過去3回のFRB議長の交代は単なるバトンの受け渡しであり、バーナンキ、イエレン、パウエルへと、基本的に手法の修正はなかったし、検討もされなかった。
今回は新時代の始まりであり、ウォーシュ新議長は隠すことなく話している。
ガンドラック氏がCNBCで、ケビン・ウォーシュ新議長率いるFRBについて語った。
16-17日のFOMCは予想通り政策金利等の変更はなかったが、声明文や記者会見でいくつか重要な変更点が明らかにされた。
- フォワードガイダンスの撤廃、議長のドット・チャートの不提出
- 声明文からの利下げバイアスの削除
- 物価目標達成の重視
- 5つのタスクフォース設置
市場はこれをタカ派的と捉え、株式・長期債が売られ、ドルが買われた。
ガンドラック氏はこれまで、ポール・ボルカー議長時代より後のFRB政策金利について、2年債利回りを後追いしてきただけと揶揄・批判してきた。
「新時代」ではそれが変わるのではないかと予想している。
「FRBはもはや単に2年債利回りに追随するのを止めるのではないか。・・・
ウォーシュ議長は、私が好きな言い方で言えば、ボルカーのようにもう少し機敏になり、2年債にそう隷属しなくなるのではないか。」
ガンドラック氏の予想モデルによれば、米インフレは年末までに3.5%前後まで低下すると予想されるという。
原油価格がさらに低下するなら、3%まで下がる可能性もあるという。
このため、同氏は、タスクフォースの結果が出て来る秋まで、政策金利変更の可能性は小さいと見ている。
