ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者レイ・ダリオ氏は、多くの投資家が金に対して誤ったアプローチを取っていると語っている。
金は2番目に多い準備通貨だ。
政策等を実行する人たちは金をこうした環境で最も安全な貨幣と言うだろう。・・・
それは短い間で変わることではない。
ダリオ氏の金についての発言をCNBCが伝えている。
同氏の金に対するスタンスは、投機的な関心とは対極をなすものだ。
「みんなが間違っているのは、金価格が上下したからといって『買うべきだろうか?』などと考えていることだ。」
ダリオ氏は短期的視点での損得より長期的な戦略に基づいて金保有を考えるべきという。
個人、特におそらく中央銀行・政府・ソブリンウェルスファンドにとって重要なのは
『金融資産、ポートフォリオの何%を金にすべきか』
考えることだ。
ダリオ氏は、まずポートフォリオにおける金の構成比を決め、金価格や他の資産の価格が上下したことで構成比が変動した場合、決めた構成比を保つためにリバランスを行うべきと話した。
同氏は、投資環境が悪い時に金のパフォーマンスが上がり、良い時にそうでなくなる傾向を指摘し、有用なポートフォリオの分散子としての活用を強調する。
一方で、価格変動に乗じたトレードについては否定的な見方を示している。
ダリオ氏は従前から、ポートフォリオでの金の構成比5-15%を提案し、特に現在のような局面ではレンジの中で高めの構成比を奨めている。
