ケン・フィッシャー氏が、今年2026年に注目すべきリスク/チャンスの1つとして、メガIPOへの市場の反応を挙げている。
「他の誰も注意していないが私は注視している、と言えば、かなり傲慢に聞こえるだろうから、決してそうは言わない。
私はこう言いたい:
たくさんの人が注意しているだろうか?
ほとんどの人が織り込んでいるか?」
フィッシャー氏が自社ビデオで、今年2026年に注視すべきリスクについて語っている。
同氏は、自分しか気づいていない重要リスクがあるとは考えていない。
しかし、多くの人が重視していないが、重要と思われるリスクはあると考えている。
そして、そういうリスクが同時に何らかのチャンスも生み出すという。
フィッシャー氏が今年重視するリスク/チャンスは2つ:
メガIPOとトランプ外交の結果だという。
ここではメガIPOの方を紹介したい。
「こんなに多くのメガIPO予備軍を見たことがない。」
フィッシャー氏は、ベンチャーキャピタルが資金を付け、その後プライベートエクイティに引き継がれてきたユニコーン企業が多くIPOを待っていると指摘し、その多くが今年IPOを迎えると予想している。
その典型としてSpace Xなどを挙げている。
同氏は、このメガIPOが市場の熱狂ぶりの試金石になると考えている。
背景には、IPOが「おそらく割高」であるとの持論がある。
そして、注目点とはメガIPOが実施されるかではなく、それら「おそらく割高」であろう銘柄が上場時・上場後に市場からどう受け止められるかにあるという。
全体で見て株価がよく上昇するのなら、それは熱狂のよい兆候だ。
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一方、メガIPOが行われたが、上場後の株価が奮わない場合は、熱狂の兆候ではなく、まだ単なる楽観だ。
フィッシャー氏は、この点について、まだほとんどの人が話題にしていないとし、今年のリスクでありチャンスであると話している。
