米投資家はマーケット・タイミングが大好きだ。
いや、経済をサイクルとして捉えるのが大好き、と言った方が正確かもしれない。
そこで重要になる着眼点の1つが、景気サイクルの部分ごとでのセクター/ファクター戦略だ。
チャールズ・シュワブが米景気サイクルと米国株セクターについて一般的な傾向をビデオで解説している。
チャールズ・シュワブによるセクター・ローテーション解説
景気拡大期 | 初期
成熟 |
テクノロジー
一般消費財(自動車、住宅、小売り) 工業、素材 エネルギー |
景気後退期 (ディフェンシブ) |
初期
底 |
生活必需品(食品・飲料・日用品)
公共(ガス、電気、水道) ヘルスケア サービス(廃棄物処理・人材派遣等) 金融(銀行、証券、保険) |
なぜ米国株でこうした選好となるのかは、ビデオでわかりやすく解説されている。
また、セクターごとの株価の動向を観察することで、現在がサイクルのどの局面なのかを知るヒントになるという。
日本株でのセクター選択とは異なるところもある点には注意したい。