バブルの研究家、バリュー投資家として有名なジェレミー・グランサム氏が、大暴落での生き残りのヒントを語っている。
私たちは長い間、米国株を所有すべきでない、外国株・先進国のバリュー株・新興国市場のバリュー株を保有すべきと明言してきた。
・・・重要なのは、米国市場で何を保有すべきでないかではなく、何を保有しているのかだ。
よりよい銘柄を保有しているなら、米国株を保有していなくても関係ない。
グランサム氏がCapital Allocatorsで、割高な市場での注意点を語った。
同氏は従前から米市場が割高と見て、投資を推奨していない。
しかし、議論の本質はそこではないという。
外国株で米国株よりよい投資先が見つかる限り、米国株の是非を議論する必要はないとの考えだ。
一方、グランサム氏は、投資家が強く米国株を選好する傾向にある点も認めている。
仮に、割高であっても米国株に投資したいなら「生き残る力のあるクォリティ株」を選別すべきという。
バブルの研究家は、1929年の大暴落でコカコーラ株が生き残り、バリュー株が消し飛んだ背景を解説した。
1929年に極めて割高だったコカコーラ株に突っ込んだ人たちは、ポートフォリオにレバレッジを掛けていない場合に生き残った。
レバレッジを掛けていた人たちは、何を保有していようが破綻した。
バリュー株投資家のほとんどは、不況に耐えられない質の低い企業を保有していたがために破綻した。
グランサム氏は従前からクォリティ株が歴史的にアウトパフォームを続けてきたと指摘し推奨している。
同銘柄群が理論に反しローリスク/ハイリターンであると指摘してきた。
