ジェレミー・シーゲル教授は、今年2026年の米市場について従前の慎重な強気スタンスを継続している。
「技術革新のスピードが速く、レースが進展する中で突然リーダーがその座を追われることがありうる。
これは米公衆にとってはよいことだが、マグニフィセント7の利益率にとってはいつもよいとは限らない。」
シーゲル教授は総じて企業利益の好調を予想しつつ、Mag7・大手テック株とそれ以外で株価予想に温度差をつけている:
- Mag7: 5-10%上昇。PERはやや低下
- Ma7以外・テック以外: 10-15%上昇
昨年、外国株が好調だった点について、シーゲル教授は2つの要因を挙げている。
- ドル安。
- 米国がグロースやハイテク主導の市場なのに対し、外国株にはバリュー株が多い点。バリューが好調なら外国株も好調に。
シーゲル教授は、外国の防衛・インフラ株に言及し、その妙味を示唆している。
「PERが15-16倍なら、よいリターン、2桁の名目リターンを得るのに大きな成長は要らない。」
また、昨年大勝利を収めた金については、従前からの主張を繰り返した。
「金は2、3、4、5、6年上昇すると、その後長く停滞する。
『株式もよいが金ほどじゃない』という人がいるが、金は大幅高、停滞、上昇、停滞といった動きをする。」
シーゲル教授は従前から、過去の資産クラスごとのリターンを検証し、金が株式よりアンダーパフォームしてきたことを指摘してきた。
金は長い目で見てインフレをヘッジできる程度のリターンしかない(実質リターンはプラスだが小さい)。
「ここから金・銀でどれだけの5年リターンを得られるか疑っている。
インフレはそんなに高くない。」
こう言いつつも、シーゲル教授は、金が分散投資に役立つ点は認めている。
同様にビットコインも役立つと話したが、「過去4-5か月、構造的な弱さを露呈した」とも付け加えている。
