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住宅ローンは変動でよし。ただし条件付き:佐々木融氏

ふくおかFGの佐々木融氏が、家計にとって切実な悩みに対しメリハリの効いたアドバイスをしている。


佐々木氏が自社ビデオで、住宅ローンは変動と固定の「どちらがいいんでしょうか」と尋ねられ、答えた:

「人によって違う。
借りる人の考え方、価値観、人生設計、金融資産、家族構成によっても違う。」

こう前置きした上で、佐々木氏なりのシナリオ想定で推奨を語っている。

金利が大きく上がる状態ではインフレ率が相当高くなっている。
インフレ率が上がれば、それなりに給料も上がっていく可能性も高いし、資産価格も上がる。
不動産を買うなら、高く売れる可能性も高くなる。
そう考えると、変動金利が上がって金利の支払い負担が大きくなるのを恐れなくてもいいのかなと思う。

要は、将来の収入がインフレに負けない場合は、あまり金利変動を心配しなくてよいのではないかとの趣旨だ。
目先の金利設定は変動の方が低いのだから、変動金利でよいことになる。
ただし、この答は、佐々木氏が前置きしたとおり「人によって違う」。

  • 変動でよい人: 特に若い層で、インフレ分ぐらいは給料も上がると思える人。
  • 固定がよい人: 引退間近で、この先の支払いを安定的に保ちたい人。

もっとも、引退間近な人、あるいはすでに引退した人が、変動・固定で迷うほどの借金を新たに作るべきかは疑問もあろうから、実質的に答は前者となるのかもしれない。

(次ページ: FP・浜町SCIが挙げるもう1つの理由)


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