先日、自ら創業したブリッジウォーター・アソシエイツから身を引いたレイ・ダリオ氏が、仕事と投資におけるプリンシプルズを列挙している。
ダリオ氏の10年に及んだ経営移譲がついに終結した。
同氏はブリッジウォーター株のすべてを売却し、取締役を辞任した。
これについて感慨を述べたSNS記事で、いつものようにプリンシプルズを語っているが、ここでは世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーターの成功の礎となったとする「最も重要な投資のプリンシプルズ」を紹介しよう:
- 現実は機械のように機能するので、機械がどう機能するかを理解し、それを扱うための実証された良いプリンシプルズを持たねばならない。
- 変化を推し進める因果関係を理解しろ。原因は結果の前に起こるため、その理解は何が起こるかを予想する助けになる。
- 意思決定の基準を明示し、検証し、系統化し、コンピュータに載せることで、よく考えられよく検証されたゲームプランを実行できる。
- 知っていることよりはるかに多く知らないことがあることを認識しろ。
- 分散の仕方を学べ。そうすれば、期待リターンを下げることなくリスクを80%減らすことができる。
- 意見の異なる、とても賢い人々を探し、思慮のある意見の相違を通して自分の考えのストレステストを行え。そうすれば、正しい確率を高め、多くの教えが得られる。
- 許容できない損失の確率がゼロになっていることを確認しろ。