投資

スタンリー・ドラッケンミラーが失敗から学んだ教訓
2026年3月1日

スタンリー・ドラッケンミラー氏は、20-30年前と比べて役に立たなくなった投資手法を2つ紹介している。
1つ目はテクニカル分析だ。


「昔と比べてテクニカル分析は20%程度の効果しかないと断言できる。
昔は誰も使っていなかった。
みんなが使うようになると、もはや役に立たなくなる。
独自の投資行動とならないためだ。」

ドラッケンミラー氏は昔を懐かしむ。
昔はチャートを見るだけでトレードできたが、今ではちゃんと決算書等を見なければいけなくなったという。

もう1つ役に立たなくなったのは、ニュースに対する株価の反応だという。

「不幸にも2000年頃、賢い人たちがこの仕事に参入してきた。
それまでは私の独壇場だった。・・・
このやり方を賢い人たちが学び、もはや役に立たなくなった。
昔は、企業がひどい利益を開示してアフターマーケットで下げ、翌日に10%上げると、6か月後にはほぼ確実に上昇していた。」

ドラッケンミラー氏は、自身のキャリアの中で最もがっかりしていることを語った。

私は30-40代の頃よりより賢く、より多くのトレード・ツールを身に着けた。
でも、昔の方がはるかに優れたポートフォリオ・マネージャーだった。
勇気があったからだ。

若いころは向こう傷を恐れない勇気があったのだという。
ドラッケンミラー氏は今、もう少し大胆さを取り戻すよう心掛けているという。
同氏は嘲笑気味に自身を「TACO」ならぬ「DACO」と呼ぶ一方、過去の無数の失敗から学んだ教訓を語った。

自分は間違え続け、感情的になり続け、それが時々起こり続けるだろうが、得るものがある。
2日間、それ以上自分を責めるのはやめろ。
長くやってきて、十分に長い実績もあって、私は15年信じなかったが、それは偶然ではない。・・・
数百の間違えも一時のこと。・・・
言うよりやるのは難しい。
克服し、次に進め。

もちろん、立派なトラックレコードのある投資家だからこそ言えるセリフだ。


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