元ゴールドマン・サックスCEOのロイド・ブランクファイン氏が、インタビューで何度も「サイクル終期」という言葉を口にした。
(プライベートクレジット問題の)理由はいくつか挙げられるのだろうが、他に理由がなくとも、とても長い間(市場に)問題がなかっただけでも、償却が必要となるところに投資が行われてきたのは間違いない。
クレジットのように不透明で流動性の低い資産を扱うなら、それこそ明らかに注意すべき点だ。
ブランクファイン氏がBloombergで、市場の不安要素となっているプライベートクレジットの問題についてコメントした。
リスク管理の専門家である同氏は、こうした問題がプライベートクレジットのみの話ではなく、過去にも長く好調な市場が続いた時に多く見られてきたと指摘した。
「すべてがいつも順調で、コストや悪影響がないと、時間とともに規律が失われていく。
それこそ、景気・歴史・市場などすべてにサイクルが存在する理由だ。・・・
ある意味、長い時間で規律が失われることで、市場の問題、クラッシュ、問題が生まれる。」
ブランクファイン氏はこのインタビューで何度も「サイクル終期」という言葉を繰り返している。
文脈はプライベート市場に関するものが多かったが、一般論として敷衍された部分もあった。
今が「サイクル終期」であるとの認識のもと、同氏は「特に慎重」に構えているといい、特にプライベート市場の商品を個人に販売しようとする業者には熟慮が必要と述べた。
「私はいつも慎重だが、今はこれら市場のサイクル終期だ。
まさにサイクルの終わりかはわからないが、長年強気相場が続いており、これらすべての市場で(終わりが)近づいており、サイクル後半であると確信している。」
