チューダー・ジョーンズ氏は、AIについての見解も尋ねられている。
同氏はAIが「人類史上もっとも破壊的なテクノロジー」だと指摘し、ビジネスパーソンとして当然のことに「歓迎している」と話す。
その一方で、慈善家としてのチューダー・ジョーンズ氏は、大いに心配もしている。
AIを利用する資本主義について「生産性の最大化においてはすばらしいが、実際には本当に悪い」モノとの危惧だ。
同氏は往年のTVシリーズ「トワイライトゾーン」のあるエピソードを紹介している。
「エイリアンが地球にやってきて『Serve Man』(人類に奉仕する)と題する本を見せた。
地球人はみんな喜んだ。
『やった、彼らは人類を助けてくれる!
人道的な神様だ!』
でも、その本はレシピ本(訳注:「人類をふるまう」の意味)だったんだ。」
人類が生産性高く犠牲にされるのだけは避けないといけない。
チューダー・ジョーンズ氏は、生産性上昇の果実をどう人々の幸福に資するよう分配するか、議論が必要だと言う。