チャールズシュワブがインフレ時代の投資戦略について提案している。
何がよいかは時の運の部分もあるが、1つの意見として傾聴しておこう。
歴史的に見て、株式は長期的にはインフレを超えて上昇する傾向がある。
シュワブが投資家向けビデオで、米国株とインフレのファクトを紹介している。
同社は1926-2024年の100年弱の年上昇率を計算している:
- 株式: 10.42%
- 債券: 4.82%
- 現金等価物: 3.28%
- インフレ: 2.94%
ただし、ビデオでは将来も過去と同じ傾向となるかはわからないとも断っている。
当たり前のことだが、長期投資を前提とするなら、リスクを取る方が概して報われるのだろう。
ビデオでは、インフレ時代にグロースとバリューのいずれを選択すべきかについて説明している。
高インフレ、ハイパーインフレの時代には、バリュー投資として知られる、割安に見える株に投資する方が賢明だ。
ハイパーインフレは・・・物価が急騰し、債務に依存するようになる傾向のあるグロース企業に有害となりうる。
一方、バリュー企業は将来の利益を生み出すために借入れをする可能性が低い。
ハイパーインフレでは、新たな借り入れが高くつきやすい。
さらに、銘柄選別のヒントも提案している:
- 強い利益率
- 高いキャッシュフリー利回り
- 業績見通しの上方修正
- 低ボラティリティ銘柄
ビデオでは債券の中から物価連動債も紹介している。