ビル・グロス氏が再びロバート・フロストの「氷か炎か」を引いている。
今度は前回とは異なり、明確に炎(インフレ)を予想している。
金融市場が将来凍りつくのでなく焼けこげることについて、私はほとんど疑念を持っていない。
金融資本主義は、大きな政府の債務増加率のインフレ的結果への無視とともに、長期的な炎の確率を押し上げた。
金融市場は、AIの登場とそれがもたらすと言われている生産性急上昇とはうらはらに、金利上昇の可能性に注意しないといけない。
かつての債券王がフィナンシャルタイムズへの寄稿で書いている。
同氏はXでも同様の主張を行っている。
投資家よ目を覚ませ!
FRB新議長の就任のタイミングなど、新議長のFOMCへの影響力に比べればたいした問題ではない。
新議長が時間をかけてでもFOMCの考えを変えることができるなら、債券市場はイールドカーブをますますスティープ化させ、ドル安となり、インフレは3%中心の変動となるだろう。
グロス氏は、このインフレには株式市場にとってプラスになる面もマイナスになる面もあるという。
一方、「FRB政策、関税、AIの影響の不確実性」に懸念があると指摘している。
グロス氏は具体的な投資戦略にも言及している:
- ディフェンシブなスタンス
- 現金を増やした
- 配当利回り4-5%のバリュー株
- パイプラインMLP: 税務メリットのある高配当。AIなどによる電力需要の恩恵
- 外国株
- 食品株: クラフト・ハインツは高配当。分割が価格を押し上げる可能性も