グローバル・マクロの大ベテラン、ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、まだ米市場が底を打っていないとして、今後の政策と株価のシナリオを語った。
トランプは関税に固執している。
FRBは利下げをしない方針に固執している。
これが株式市場にとってよいことでないのは、私には明らかだ。
チューダー・ジョーンズ氏がCNBCで話した。
同氏は、最終的にトランプ大統領が関税の税率を提示した数字の半分ほどに引き下げると予想している。
しかし、仮にその予想どおりになっても、FRBが大幅な利下げを行わない限り、米市場が新安値を付けると予想した。
チューダー・ジョーンズ氏の推計では、「1960年代以降で最大の増税」が経済成長率を2-3%押し下げるという。
「最安値を付け、ハードデータが追随(悪化)すると、FRBとトランプの背中を押すことになろう。」