【短信】ジェレミー・グランサム:メルトアップと下落

大手投資会社GMOの共同創業者Jeremy Grantham氏が、米市場のメルトアップ(投資家殺到による急騰)の確率を語っている。
同氏は年初の書簡で市場がメルトアップの局面に入る可能性を指摘していた。


「彼(グランサム氏)はメルトアップの確率は下がったと考えている。」

The Economistが直近のグランサム氏の見方を伝えている。
目下の確率は40%前後だという。
1月下旬からの株価急落にともなう確率の下方修正だが、3月には40%超と言っていたから、さらにわずかに下方修正したことになる。


「1928年や1999年のような強気相場の加速段階はあっという間に起こる傾向がある。
トランプ大統領によって引き起こされた貿易摩擦は極めて大きな被害を生みうる。
彼はこの5年のうちに米市場が20%下落する可能性が高いと考えているが、かならずしも急落ではなく、上昇・下落を何度も繰り返すことで進む可能性もあるという。」

バブルの専門家が、いつもとの違いに戸惑っている。
通常、市場が高値圏にある時、下落は急になる。
しかし、今回の高値圏について、グランサム氏は以前から「ゆっくりと不完全に萎んでいく」可能性があると話していた。


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