ガンドラック:ダウ理論による弱気シグナル

新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏が、ダウ理論に基づいて米国株市場を分析している。
今後のダウ平均・ダウ輸送株平均の推移次第で米市場が弱気相場入りすると示唆している。

「私は偉大な故Richard Russellからダウ理論(そのほか多くのこと)を学んだ。
おそらくすべての時代を通して最高の投資ニュースレターの発行者だろう。」


ガンドラック氏が4月2日ツイートした。
リチャード・ラッセル(1924–2015年)は米国の金融ライター。
チャールズ・ダウが唱えたいわゆるダウ理論の伝承者であり、1958年に金融分野のニュースレター『Dow Theory Letters』を創刊した。

ガンドラック氏はラッセルから学んだダウ理論を用いて足元の米国株市場のトレンド転換を確認しようとしている。


ダウ理論による弱気シグナルはまだない。
しかし、今日はかなり近かった。
ダウ平均が2月の安値より高い終値をつける前にダウ輸送株平均が10136.6未満の終値をつければ弱気シグナルになる。

ダウ理論6か条の中の「指数は互いに確認しあう」を用いたのだろう。
ダウ平均の2月の安値は日中で23,360.29(2月9日)、終値23860.46(同8日)だった。
昨日終値は23,644.19と2月8日終値よりわずかに低くなっている。

ダウ輸送株平均の2月安値は日中で10136.61(2月9日)、終値9806.79(同9日)だった。
ガンドラック氏は、ダウ平均とダウ輸送株平均の両方が2月安値を割り込めば、強気相場から弱気相場へのトレンド転換シグナルになると言いたいようだ。


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