ジム・ロジャーズ:農業で儲ける投資法

ジム・ロジャーズ氏が、危機に備えて農業への投資を奨めている。
投資が難しい農業へのエクスポージャーの取り方を伝授している。


正確にいつになるかはわからないが、恐ろしい下落がやってくる。
短期的には米国株市場は上昇する可能性もある。
本当の弱気相場は、ある日突然始まるのでなく、ゆっくりと進展するものだ。

ロジャーズ氏が独Finazen.netで《人生最大の危機到来説》を語った。
さらに、短期的には景気サイクル終期の《最後のひと上げ》もありうると含ませている。

危機への備えの1つは現金保有だが、そのためには正しく通貨を選択することが必須だと言う。
ロジャーズ氏の考えは従前どおり、まず米ドルを買い、次に金を買うというシナリオだ。

「ドル高転換はすぐに始まる、既に始まっている。
慎重に言うなら、ユーロや英ポンドの信認はさほど大きくない。
中国人民元の為替市場が完全に自由化されない限り、米ドルに代わる選択肢はない。
もしも中国がそうするなら(ドルを)人民元に変えたい。」


また、今回も農業へのエクスポージャーをとることを奨め、具体的な方法を例示している。
・営農できるなら営農
・農地を買ってリース
・農村部にレストランを開く
・トラクター販売など農家向け事業
・農業法人に投資
・農産物先物
ロジャーズ氏自身、ロシアの農薬・肥料メーカーに投資している。

最近急騰した原油相場については、さらに上昇を予想するという。
既知の石油埋蔵量が減少しており、シェールなどによる増分でも補えないという。

株式市場については、あいかわらずアジアへの傾注を続けている。

「米国政府の政策を不快に思う企業がますます増え、アジアに重点を移している。
対ロ制裁はすでに国際貿易を転換させた。
・・・全体としてアジアの見通しは良好で、西側諸国が抱えるいくつかの問題にも陥っていない。」

その上で逆張り投資家として中国株と日本株への食欲を示した。

「中国は世界経済を支配する。
一方、米国は世界最大の債務国であり明らかに衰退している。
中国とアジアは上昇モードにとどまっている。」


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