ピーター・シフ:バブルは90年代に始まった

Euro Pacific CapitalのPeter Schiff氏が、景気後退・バブル崩壊、さらにその次を見通している。
経済刺激策で人為的に作られた好況は、厳しい反動を迎えるだろうという。


2007年の米住宅バブルは(2000年の)ドットコム・バブルが弾けた時に始まったのではない。
両方のバブルは同時に膨張していったんだ。

シフ氏がウェブキャストで2000年代のバブルについて語った。
2000年のドットコム・バブル、2007年の住宅バブルはいずれも1990年代のアラン・グリーンスパンFRB議長時代の金融政策に根差しているという。
同じ氷山の異なる一角が見えては崩れていったものと説明する。

「(ドットコム)株バブルが弾けた時、すべての熱気が住宅バブルに流れ込んだ。
それでFRBは2008年に爆発するまで経済回復、あるいは偽の経済回復を買うことができたんだ。」


シフ氏からすれば、現在の好景気もまたFRB・政府が作り出した偽の好景気であり、バブルにすぎない。
このバブルは再び弾け、再びFRB・政府が救おうとするだろう。

「私たちはベン・バーナンキとジャネット・イエレンの下で金融政策のトワイライト・ゾーンに入り、ジェローム・パウエルの下で抜け出そうとしている。
・・・バブルが経済回復に成りすましているだけだ。」

では、今回もFRB・政府は曲がりなりにも再び経済を回復できるだろうか。
シフ氏は、グリーンスパン時代の刺激策が相対的にはるかに小さく、財政赤字も縮小し小さかった点を指摘する。

「FRBは市場2番目の長さの回復を作り出した。
しかし、それは市場最大の刺激策を必要とした。
最大の財政赤字による歳出、最大規模の量的緩和。
もちろん、破裂は通常それに先立つ好況に比例するものだ。」


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