ダイモン:不況の確率は100%。問題は・・・

JP MorganのJamie Dimon CEOが不測の金利上昇に備えるべきと警告している。
また、国際通貨としての人民元の課題についても語っている。


誰かに不況の確率を聞かれてこう答えたんだ。
『100%だ。
問題はいつ来るかなんだ』とね。

ダイモン氏がBloombergのインタビューで話している。
ダイモン氏は以前から足元の米経済に強気の見方を続けている。
市場の上下や心理に惑わされず、ファクトから判断したものだ。
米経済の強さを示す多くの指標をすらすらと列挙した: 世帯形成の高さ、住宅の供給不足、開かれた資本市場、リーマン危機前に比べレバレッジが低い、銀行の資本は倍に、流動性も倍に、消費者のバランスシートも良好、海外経済も回復・・・


経済には強気だが、ダイモン氏はいかなる時も備えが必要と戒める。
経済成長やインフレが加速し、短期金利が予想以上に上昇する可能性があるという。

これが10年金利を、過去のように下げるのではなく、押し上げる可能性がある。
簡単に債券利回りは4%まで上昇しうる。
みんなそれに備えるべきなんだ。

不測の金利上昇には2つのシナリオがありうるという。

  • 正常化: 米経済が健全で金利が上昇する場合。
  • ボラティリティ上昇: 財政悪化と量的引き締めで金利が上昇する場合。

このいずれになるかが明暗を分けると予想している。

まだ、ダイモン氏は、人民元が国際通貨として米ドルと肩を並べるようになるのは20-30年後になると話している。
人民元がドルのような国際通貨となるにはまだ多くのハードルが残されているからだ。

「(人民元が)SDRに採用されたことなど小さなことだ。
証券を自由に売買できることが条件になる。
・・・それは経済全体を開放することと関係しているんだ。」


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