【短信】デニス・ガートマン:金利は上がる

コモディティ王デニス・ガートマン氏が、コモディティや米長期金利について語っている。
ドル相場とコモディティ価格の相関が崩れていると指摘したほか、金利上昇リスクの所在についても言及している。

「過去数か月コモディティはファンダメンタルズとの伝統的な連動性を失っている。
・・・他のコモディティ価格が上昇し、インフレ・リスクが高まるにつれ、金は上昇するだろう。」


コモディティ王がBloombergで、インフレ・リスクとコモディティ価格についてコメントしている。
ドル相場とコモディティ価格が逆相関になる関係が過去数か月崩れているという。
今ではユーロ高となると金価格が上昇する傾向が見られるという。

ガートマン氏は、米長期金利について市場コンセンサスより速い上昇を予想している。
低金利を当たり前とはしない旧世代的なバランス感覚だ。

「10年債のクーポンが8%、長期債が14.25%の利回りで取引されていた記憶のある世代だから、10年が4-5%となっても困らないし、むしろ理に適っていると思っている。
・・・4%が12か月以内、5%が24か月以内と予想している。」

この速めの上昇予想には理由、あるいは希望的観測が混じっているかもしれない。
ガートマン氏は、イールド・カーブの逆ざや化を懸念すべきことと話している。
だから、長期金利は短期金利に追いつかれないよう上昇しないといけないのだ。

「もっと重要なのは、FRBが逆ざやのイールド・カーブを懸念するかを懸念することだ。
FRBがしくじってイールド・カーブを逆ざやにしてしまうのが大きな恐怖だ。」

ガートマン氏は企業業績について、伸びが鈍ることはあるものの、近いうちに縮小に向かうとは予想されないという。
とすれば、重要なのはやはり長短金利なのだ。


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