ブラックロック

 

【短信】ブラックロック:債券も株式もチャンス

資産運用の世界最大手BlackRockのRick Rieder氏が、2年金利の上昇と米国株市場についてコメントしている。
債券投資の魅力が増しているとしながら、株式にもまだ上昇余地があるという。


イールド・カーブの短期側が選択肢になってきている。
2年債利回り2.50%は選択肢だ。

リーダー氏がBusiness Insiderのインタビューで、2年金利の上昇に注目している。
市場では10年金利が3%をどれだけ上抜けるかが注目の的だ。
リーダー氏はその重要性を認めつつも、重要なのはそれだけではないという。
これまでインフレ分も稼げなかった短めの米国債が実質利回りをプラスに転じているからだ。

「以前は公共サービス株を買わないといけないとか、優先株を買わないといけないとか言ってきた。
今ではイールド・カーブの短期側に投資すればよくなった。」

S&P 500配当利回りと米2年金利、S&P 500指数
S&P 500配当利回りと米2年金利、S&P 500指数

米国株市場の先行きを心配する人は少なくない。
S&P 500の配当利回りは2%弱。
今や2年債利回りはこれを抜いた。
リーダー氏は、債務が投資対象として魅力を取り戻していると指摘する。

債券投資の魅力が増したと指摘する一方、リーダー氏は株式投資にも一定のチャンスを認めている。
株式がすばらしいリターンを上げる時代は終わったとしながら、米国株はさらに上昇すると予想している。

「景気サイクルは終局に近い。
・・・そうすばらしくなくても、今年8-10%リターンはいくだろう。
特に減税後はそうだ。」

ブラックロックも《最後のひと上げ》論に与している。
過去の事例に学ぶ以上、この結論が大勢を占めるのだろう。


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