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ジェフリー・サックス:再生可能エネルギーを先導する中国

コロンビア大学のジェフリー・サックス教授が、近年の中国によるゼロ炭素社会実現のための努力を称賛している。
そのために国際的な電力網構築を視野に入れ各国が協力すべきという。

「重要なのは需要家である人口の集積地にゼロ炭素エネルギーを供給することだ。
ここで中国の大きなビジョンが生きてくる。」


サックス教授がProject Syndicateで、再生可能エネルギーの推進についての中国の取り組みを称賛している。
数年前には想像がつかないほど、中国は環境問題に真剣に取り組んできたようだ。
広大な中国の電力についての悩みは、供給地と需要地がかけ離れていることだった。
再生可能エネルギーの供給地は内陸部にあるのに対し、エネルギー需要は太平洋岸に集中しているためだ。

「中国は問題解決のために、超高電圧(UHV)送電による送電網を築き、送電中の熱損失を最小化している。
長距離UHV送電は高効率かつ経済的であり、中国はそのための技術開発で大きな前進を遂げた。」

中国は世界エネルギー相互接続開発協力機構(Global Energy Interconnection Development and Cooperation Organization, GEIDCO)を設立し、海外進出のみならず、世界中の電力網の相互接続という大望まで抱いている。
そのためGEIDCOは大規模蓄電、超電導送電、AIによる相互接続管理など要素技術の研究を推進しているという。

サックス氏の主たる主張はもちろん尊いパリ協定を骨抜きにする自国政府への批判にある。

米国やEUもエネルギーについての同様の問題解決に取り組み、中国ほかと協力してゼロ炭素エネルギーへの変化を加速すべきだ。
残念なことに、ドナルド・トランプ大統領の下、米政府とその規制当局は完全に化石燃料ロビイストの手に落ちてしまった。


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