ガンドラック:量的引き締めは株式にマイナス

ゴルディロックスではない

この将来の金融緩和は経済の悪化とともにおこるものであり、かつてのようなゴルディロックスではない。


「もしも本当にそうなら、最近の株式の強い回復は経済のファンダメンタルズ悪化によりリスクにさらされる。
最近のジャンク債市場のリバウンドがかなり見劣りしたことからも感じ取れることだ。」

ガンドラック氏は、すでに住宅、自動車、銀行のセクターが弱気相場入りしているとし、投資家に注意を促した。

単純に考えろ。
量的引き締めは株式にマイナスだ。

FRBが引き起こした市場の混乱

ガンドラック氏はFRBに対して注文を付けている。
前回利上げを決定した9月のFOMC、パウエル議長の10月の講演、これらが10月からの相場の混乱を引き起こした。


「FRBは前回のような混乱を繰り返すことは許されない。
前回は(FOMC声明から)『緩和的』という言葉を削除すると同時に(講演で)FF金利が『中立金利までまだ遠い』と描写した。
これは利上げ継続を印象付けた。
FRBはある種約束したことになり、市場は反転を恐れた。」

FRBが取り乱したら危ない

先週パウエル議長は、こうした市場の受け取り方を打ち消すかのような講演をしている。
金利は中立金利をわずかに下回る水準にあるというもので、利上げがそう長くは続かないかもしれないことを印象付けたかったのだろう。
直後、市場は好感し上昇に転じたが、FRBがハト派に振れたのかどうかはまだ議論が分かれている。
たとえばゴールドマン・サックスやJPモルガンは2019年の利上げ回数を4回のままに据え置いた。

ガンドラック氏は、FRBの平静さが市場の動向を左右すると話す。

「キャビン・アテンダントが恐れていないように見えていれば、乱気流が嫌いな飛行機の乗客も落ち着いていられるんだ。
もしもCAが取り乱し始めたら、用心が必要だ。」


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