ジム・ロジャーズ:振り子が農業に戻って来る

ジム・ロジャーズ氏が、従前から興味を示してきた農業について少し詳しく話している。
トランプ大統領が仕掛ける喧嘩が、相手国の農業に大きな恩恵をもたらしているのだという。


アジアでは農業に大きなチャンスがある。

ロジャーズ氏がAMTVに話した。
世界の農業で、過去30-35年ほど悲惨な時代が続いたことを説明した。
米国の農民の平均年齢が58歳になるなど、多くの驚くような統計がその状況を示唆しているという。
そして、歴史を紐解くと、そうした状況にも循環があるのだという。

世界の歴史には大きなサイクルがある。
金融が世界の頂点に立つ時代。
実物の財を作る人たちが世界の頂点に立つ時代。

ロジャーズ氏はそろそろ主役が交代する時期が来たとして、特に中国・ロシアの農業に注目している。


  • 中国: 都市部の開発が進み、生活水準が向上したが、農村部は取り残されている。
    「だから今、政府は農村部の支援のために全力を挙げている。
    レストランだろうが、農業トラクターだろうが何でも援助している。」
  • ロシア: 米国が課している厳しい制裁が、信じられないほどのブームをロシア農業にもたらした。
    輸入が断たれたために、国内農産品が高く売れるのだ。
    「ロシアの農民はみんな『ありがとうトランプさん』と言っている。
    彼は中国・ロシアをたくさんの面で助けている。」

その他、資産クラスごとの言及は次の通り:

  • 米国株: 少しばかり最後のひと上げがあるかもしれないが、その後は危機へ。
  • 金・銀: 様子見。最後には急騰する。
  • 原油: 底値形成中。
  • その他注目中(投資しているとは限らない)の市場: 韓国、日本、ジンバブエ、ガーナ、コロンビア、ベネズエラ。

最後に、ロジャーズ氏は日頃から繰り返し話している逆張り投資についてコメントした。

みんなが一方に向かっているというだけの理由で逆張りをするべきではない。
でも、もちろん、立ち止まって考えることはいいことだ。
『まてよ。
みんなあっちに行くから、ここからどうなるか見てみよう。
たぶんチャンスはこっちにあるんだろうから。』


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